リライズは染まらない? それとも染まるの?
セルフで白髪染めをするのが大好きな私が使ってみました。
これまで使ったカラートリートメントとはまったく違う種類の白髪染めリライズ。
実際に使うと、いろいろ気になるところがありました。
リライズとカラートリートメントの違い
白髪染めをセルフで、それも簡単にできたら、本当に女性にとって幸せですよね〜。
花王のリライズは何だかとても評判がよく、今までのカラートリートメントとはまったく違うようです。
まず、リライズには染料が入っていません。
カラートリートメントは、HC染料・塩基性染料が必ず含まれているのですが、リライズには入っていません。
染料の代わりに、ジヒドロキシインドールという花王が開発した、独自の着色成分が白髪を染めます。
ジヒドロキシインドールはお酒の月桂冠で有名な、月桂冠総合研究所との共同開発です。
染料が入っていないので、リライズの色はこんな感じ
なんとベージュ色です。
そして、カラーがブラックとグレーの2種類
仕上がりも、まとまり仕上げ、ふんわり仕上げの2種があります。
私が買ったのは、リ・ブラックのまとまり仕上げ
カラー剤で、仕上がりの状態まで選べるなんてとても画期的ですよね!
新しもの好きな私には、とても興味津々な商品です^^
早速使ってみた
リライズは、ドラッグストアで売ってるのでとても買いやすいです。
買ってみると、リライズと手袋、ごく簡単な説明書が入っていました。
この手袋、必需品です
さっそく染めてみることにしたのですが、リライズはボトルがとても使いやすいです。
普通のカラートリートメントのようにチューブじゃないので、片手で出すことができます。
カラートリートメントのようにブラシに乗せながら、染めてみました。
出したてはベージュだったリライズ
時間が経つとこんな風に真っ黒になっていました。
これがジヒドロキシインドールの作用かぁ、私の髪もこんな風に染まるのね〜。
しかし匂いがキツいなぁ〜。
刺激臭がプンプンするんですよ。
リライズが染まらない
リライズは5分で染まると説明書に書かれていますが、私は半身浴しながら20分近く放置。
ワクワクしながら洗い流したら・・・
なんと全然染まってません!(笑)
これもカラートリートメントとはまったく違って、白髪がうっすら茶色になるということもなく
何も変わっていない状態です。
説明書を読み返し、いろんな方の口コミを読むと、最初は続けて3日くらい染めた方がよいとのことでした。
というわけで、染め続けたのですが、5日連続で染めた結果がこちら
5日に渡って染め続けたにもかかわらず、まだ白髪だらけです^^;
私の中で、3日連続で使って染まらない白髪染めは染まらないというのがあるのですが
リライズはそれに当たります。
頑張って5日染めたというのに・・・。
相性の問題なんでしょうね、きっと。
1回でバシッと染まるのは利尻カラークリーム、一番気に入ってます。
利尻カラークリームを使った感想や裏技などはこちらにまとめてます
↓ ↓

敏感肌にはきびしい
わたしはシャンプートリートメントでニキビができやすいんです。
頭皮がかぶれたりはしないけど、美容室で施術してもらうと、決まって翌日にはブツブツが顎辺りに発生します。
そんなわたしが、5日連続でリライズを使ってみたら・・・、
見事に肌荒れしました^^;
後述しますが、成分に強めのものが含まれているせいかと思います。
敏感肌の方は注意が必要です。
敏感肌でも使えて、こちらも1回で染まるカラートリートメントはこちら
色落ちは利尻クリームよりしやすいのですが、髪がツヤツヤになるお気に入りです。

気になる点!
ところでリライズを使っていていろいろと気になる点がありました。
リライズは匂いが強い
まず、匂いがすごいこと。
無香性って説明書には書かれているんですけど、ツーンとした刺激臭がするんですよ。
パーマ液とか、美容室のカラー剤、除毛クリームの匂いです^^;
美容室のカラー剤に含まれている、ジアミンは入っていないのだけど、なんでかな?
と改めて成分をチェックしてみました。
リライズの成分
水、エタノール、エタノールアミン、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、PG、ミネラルオイル、セテス-40、ステアルトリモニウムクロリド、オレイルアルコール、ジメチコン、アスコルビン酸、亜硫酸Na、セテス-2、アモジメチコン、リン酸、香料、ジヒドロキシインドール、セテアレス-7、セテアレス-25、乳酸
そして「エタノールアミン」という成分が、匂いのもとだとわかりました。
このエタノールアミンというのは、髪の毛を膨張させる働きのあるアルカリ剤なのだそうです。
PH値がほぼパーマ液と同じ。
これ続けて使ったら、髪に悪くない???
どうりで、5日も連続して使ってしまった私の髪は、3日目くらいからパサパサしていたんです^^;
ダメージヘアの方は気をつけた方が良いです。
色が暗過ぎる
リライズは、黒く染まるリ・ブラックと、グレー系に染まるグレーアレンジの2色しかありません。
白髪が染まるのはありがたいのだけど、その色が真っ黒なんです。
好みの問題になるかと思うのですが、私はある程度の年齢になったら髪が真っ黒すぎるのはかえって不自然に感じるんですよね。
なんていうか、真っ黒の持つ強さと顔の老け方がアンバランスというか。
髪に顔が負けてしまうように思うのです。
なので、もししっかり染まったにしても、リライズはちょっと違うかなぁと感じました。
すぐにダークブラウンとか販売されるかな、と思ったけど販売されないところをみると、きっと難しいのでしょうね。
また、リライズでしっかりと黒く染められた髪は、のちに美容室でカラーをするときに色が入りにくいこともあるようです。
一時しのぎに使うなら、根元のリタッチ程度にしておいた方が良いかもしれません。
リライズがおすすめな人
わたしが考える、リライズがおすすめな人は、
- しっかりと黒く染めたい人。
- 男性。
- 若白髪に悩む方。
だと思います。
すでに髪色を明るくしている人は、リライズで染めると黒くなってしまうのでおすすめできません。
男性は、リライズの手軽さや、黒く染まる感じも自然で良いと思います。
女性より髪が短い人が多いと思うので、私が気になった髪の痛みもそれほどダメージが無いと思います。
若白髪に悩む人って多いですよね。
実は私も、中学生のころ突然髪の内側にバーっと白髪が大量発生したことがありました^^;
当時はどうして良いのかわからず、マジックで塗ったりしていたんです。
あの頃にリライズがあったら、間違いなく助けられたと思います。
まとめ
- リライズはカラートリートメントのようにはそまらない
- 髪が真っ黒に染まる
- 匂いがキツい
- ボトルがとても使いやすい
- 染まる人と染まらない人の差がハッキリ