自分に合うシャンプーがなかなか見つからないときや、シャンプーで肌あれしやすい時、
選択のひとつにシャンプーを石鹸にする「石鹸シャンプー」があります。
しかし、石鹸シャンプーって本当にいいのか?
については疑問の声も多いのです。
実はわたし、一時期石鹸シャンプーを実践していた時期があります。
しかし今はやめました。
石けんシャンプーは本当に良いのか?
それともやめた方が良いのかについてまとめてみました。
石鹸シャンプーメリット
- 選ぶ手間がかからない
- ローコスト
- 手軽に始めることができる
- 川を汚さない
- お風呂場がスッキリする
ざっと、これくらいのメリットがあります。
シャンプー選びって、案外大変ですよね^^;
年々種類は増えてくるし、どれもこれも良さそうだし、用途別だったりして、
一体どれを使ったら良いのか頭を悩ませますが、
石鹸シャンプーにしたなら、ごくシンプルな石鹸ひとつでOKなのです。
スーパーでもドラッグストアでも、雑貨店でも売っていたりする石鹸。
とくにこだわらなければ、その日のうちにすぐに始めることができます。
シャンプーはリンス(またはコンディショナー・トリートメント)も大抵必要で、
それ以外に体を洗う、石鹸(またはボティソープ)も必要になると、
お風呂場はごちゃごちゃするし、容器の下がネトっとしやすくて掃除が大変です。
石鹸シャンプーに切り替えたついでに、体も一緒にシャンプーで洗ってしまえば、
浴室は超スッキリです^^
石鹸シャンプーデメリット
しかし、石鹸シャンプーにはデメリットも多いのです。
とくに多いのが
- 髪がバサバサになった
- 髪がベタベタになる
- 頭皮が荒れた
- パーマがかかりにくい
- カラーが落ちやすくなった
というもの。
そして、シャンプー類を選ぶような楽しさ(トキメキ?)、
のようなものが無くなってしまうこともデメリットだと思います。
石鹸シャンプーがあまりおすすめされていない理由
実は石鹸シャンプーって、髪のプロである美容師さんからはお勧めされていません。
その理由は、石鹸の成分にあります。
わたしたちの肌は、弱酸性。
対する石鹸は、アルカリ性。
肌や頭皮に対して刺激が強すぎるのです。
髪の毛がバサバサになるのは、アルカリ性にかたむいてしまうためで、
お湯に酢を少量いれた「酢リンス」や、そこにさらにグリセリンをプラスしたもので
リンスをすると、パサつきは収まりますが、肌や頭皮にもダメージがあります。
石鹸シャンプーきしむ理由と対策
髪の表皮にあたる組織『キューティクル』は、アルカリ性になると開き、
酸性になると閉じる性質があります。
石鹸はアルカリ性なので、そのままだと髪の毛がきしんでしまいます。
そこで石鹸シャンプーユーザーが使うのは、酢水。
洗面器に水を溜め、そこに酢を落として酢水を作ります。
さらに洗面器いっぱいの酢水にグリセリン大さじ1をたせば、保湿効果をプラスできます。
石鹸シャンプー抜け毛が減る?
石鹸シャンプーを使って、抜け毛が減ったという人と抜け毛が増えたという人がいます。
その違いとは??
抜け毛が減ったという人は、もともと皮脂量が多めで頭皮がベタつきやすく、
反対に抜け毛が増えてしまったという人は、頭皮が乾燥気味の傾向があるようです。
また洗浄力の強い石鹸で洗うことによって、頭皮がすっきりとする人と、
脂分を取りすぎてしまい逆に頭皮が補おうと活性化して頭皮がベタベタになる人もいます。
この辺は個人差がかなりあるようで、実際に使ってみないとわかりません。
同じように白髪が増えたという人もいれば、白髪が減ったという人もいますが、
こちらも同じように、個人差があって、
全ての人の白髪が減るわけでも、増えるわけでも無いのです。
石鹸シャンプーやめた理由
わたしが石鹸シャンプーを始めたのは、顔にニキビができていたから・・。
ニキビをなんとかしたくて、いろいろ調べているうちに、
シャンプー剤が刺激となってニキビができることを知りました。
シャンプーより刺激にならないということで「石鹸」を使うことが奨められていて、
半年くらい石鹸シャンプーを実践していました。
でも、フケは出やすいし髪はパサつくしでわたしには合っていたとは言えません^^;
そんな時、肌断食のモニターを始めることになりました。
そこでは肌のことなど相談をいろいろさせていただいていて、
「ニキビができやすいので、石鹸シャンプーをしています」
と話したら・・・
「石鹸シャンプーこそ、肌荒れの原因になりますよ!!」
と言われました^^;
やはりその理由は、石けんがアルカリ性なことと、
肌に残ってしまいやすいことなどがあるようです。
肌の弱い人やアトピーの方の中には、少なからず
石鹸信仰(?)的に、石鹸が一番安全と思って、使い続けてしまう人もいるけど、
実際には石鹸は肌にとっても刺激物なのです。
石鹸シャンプーをすぐにやめて、湯シャンにするようにと勧められました。

石鹸シャンプーと石鹸型シャンプーの違い
というわけで、石鹸シャンプーはやめたわたしですが、
石鹸型のシャンプーはときどきつかっています。
シャンプーを試すのが好きで、どんどん新しいものは使ってみたくなる性格(笑)
石鹸型のシャンプーは、今エティークが人気ですよね。
エティークのシャンプーバーを使った感想です

エティークの成分は石鹸とは違い、ココナッツオイルとカカオバターが主成分。
アルカリ性に傾くこともなく、シャンプーの成分をぎゅっと固形にかためたタイプです。
こういった固形シャンプーは良いところがたくさんあります。
場所を取らない
プラスチック容器が使われない
といったエコ的な目線からのメリットの他、
液体のシャンプーに比べて添加物が少ないケースも多いようです。
実際に使ってみると、泡立ちや使用感も液体と遜色がなく使いやすいです。
しかし、それほど種類は多くはないですよね。
他はこちらも良かったです。
PGCDの石鹸型シャンプー サボンモーヴです。
なんと石鹸だけでOKなのに髪がパサつかない。 お試しタイプは育毛剤付きです^^
さいごに
石鹸シャンプーにはデメリットもメリットもあり、
効果も人によってかなりまちまちです。
自分に合うかどうかはつかってみなければ分からない。
つかってみて、あれ、なんかちょっと変かなぁ??
と思ったら、無理して続けずスパッとやめてしまうことも必要かと思います。
わたしは敏感肌だったことからナチュラル系にかぶれ(笑)
合わない湯シャンや、ヘナを続けて、髪がパサパサのひどい状態になっていました^^;

無理なヘナをやめて、カラートリートメントにすると
髪のパサつきは減りました。

現在はアミノ酸系のシャンプーを基本に選び、
ヘナもやめたら、敏感肌はどこにいったの??
って感じで、マスクかぶれも無くなりました。