白髪ぼかしハイライトが流行っていますが、これって実際にやってみると思っていたより難易度が高いです。
白髪はあえて染めないで、そのまま生かすことのできる白髪ぼかしハイライト。
まめに染めなくても良いと言われているし、白髪をネガティブに考えずに済むとメリットだらけに思えました。
しかし!
実際にやってみると、デメリットもありました・・・。
いや、それ以前に失敗も多いのです。
わたしが感じたデメリットと、ハイライトをやってもらう際に注意したいこと。
大失敗白髪ハイライト画像とともにお届けします。笑
白髪ぼかしハイライトのデメリット
まずはわたしの失敗ハイライト画像からご覧ください。
なぜか一箇所にゴソッとかたまりで入ったハイライト。
いや、これはメッシュでは・・・。
このままじゃひどいので、自宅でカラートリートメントを使って染めました。
ほんのりハイライトの色味が透けてみえる、いい感じにそまりました。
「やったー、きれいに染まったー!」
とよろこんだのですが、冷静になると。
実はその前にも失敗しています。
ハイライトを全体に入れてもらったつもりが・・・
横からみると
ハイライトも少し入ってはいるのですが、なぜかブットいインナーカラーが入ったため、ハイライトが全然目立たない。
美容師さんが「顔まわりは少し明るめにしますね」と提案してくれたのですが、こんなにオレンジで太くなるとは思わなかったんです。
カラートリートメントで、すぐに染めたので、オレンジのハイライトは目立たなくなっています。
インナーカラーはもともとあまり好きじゃないのですが、なぜか入っていてガーンとショック。
ハイライトを入れたあとの髪はダメージがあるため、カラートリートメントがそまりやすいのできれいに染まりました。
2回失敗して、「ハイライトって難しいんだ・・・」とわかりました。
白髪ハイライトは失敗も多い
白髪ハイライト、白髪ぼかし、実は失敗例もとても多いと言われています。
白髪をそのまま生かして、ハイライト入れるのは3ヶ月に一回くらいでいいし、なんかすごくおしゃれ!
って思いますが、実はとても難しい施術なのだそうですよ。
そして白髪ぼかしをやってもらう以前に、「白髪ぼかしに向いているかどうか」もチェックしたいところ。
白髪ぼかしに向いているのは、白髪が圧倒的に多い人です。
なぜかというと
黒髪が多いとハイライトを入れただけでは白髪がよけい目立つから。
白髪が多い髪だとハイライトと白髪の差はあまりないので、白髪ぼかしになります。
つまり、白髪をぼかすつもりのハイライトが、逆に白髪を目立たせてしまうのです。
これわたしも経験しました。
ハイライトも入っているけど、白髪と黒髪のコントラストが強すぎるんですよ。
簡単に言っちゃうとこれ、ゴマ塩頭ですよ。笑
そして、染める回数が減るかと思いきや、根元から生えてくる毛は、黒いものと白髪が生えてくる。
ハイライトを入れた髪はどんどん色が抜けてキランキランになってくる。
というわけで、3ヶ月放っておくのは無理です。笑
また、美容師さんでハイライトが得意な人というのはごく限られているそうです。
ハイライトやブリーチは、一般的なカラーリングよりずっと難しい技術。
日々研鑽を積んでたくさん数をこなしている美容師さんしかできないと思っても良いほどのものなのだとか。
つまりちょっとオタクなくらい、ハイライトやブリーチがすきな美容師さんが上手ってことです。
白髪ぼかしハイライトデメリット
美容師さんの技術によるところもかなりありますが、デメリットも多かったです。
わたしが感じたデメリットは以下のこと。
- 髪がとっても傷む
- 時間がかかる
- お金もかかる
- 美容師さんによって技術がまちまち
- きれいに見えるためには髪型も大切
- 伸びてきたときやっぱりきれいじゃ無い
白髪ハイライト髪傷む
白髪を目だたなくするために、ブリーチを入れて髪色を明るくするため、髪は痛みます。
1回目はそれほど痛まないので「余裕だわ〜」なんて思っていたら、これが大間違い。
回を重ねるごとに、ダメージは蓄積されハイダメージヘアになりました。
実は白髪以上に、パサついてツヤの無い髪は老けてみえると言われていますよね。
ハイライトで白髪を目だたなくするつもりが、どんどん老けて行ったような。笑
白髪ハイライト時間かかる
普通のカラーリングと違って、細くハイライトを入れるのは、時間がとてもかかります。
その前にカットをして、ハイライトを入れて、上にカラーをのせて、トリートメントをしてもらって・・・
3時間は余裕でかかります。
ヘナも1時間半はかかるので長いなぁ〜と思っていたけど、白髪ハイライトはヘナの倍時間です。
白髪ハイライトの金額
白髪ハイライトは、正直高いです。
わたしが行っていた美容室は、他の施術はそれほど高くは無いほうですが、カット・ハイライト・カラー・トリートメントで25,000円かかりました。
都内の有名店になると、35,000円くらいから50,000円台(!)くらいかかるようです。
通常のカット・カラー・トリートメントより断然高いのです。
白髪ハイライトの技術は難しい
また美容師さんの技術によってかなりバラつきがあって、わたしは失敗も多かったです。
カットやカラーが得意な美容師さんが、ハイライトがとても下手だったこともあります。
一箇所にドサっと入ってしまった大失敗ハイライト。泣
ハイライトが得意な美容室をしっかりと選ぶ必要があると痛感しました。
相当リサーチが大切なところかと思います。
ちなみに、ホットペッパービューティや、インスタ で、素敵なハイライトヘアの画像を自分の通っているお店美容師さんに見せて「こういう風にしてください」
っていうのはほぼ失敗するそうです。
先にお話ししたように、ハイライトは特殊技術できれいに出来る美容師さんはごく少ないからです。
素敵なハイライトをみつけたら、その画像を載せているお店に行くのが正解。
白髪ハイライトに向かない髪型
そして、白髪ハイライトは向いている髪型とそうじゃないものがあります。
「向いているのはストレートのボブや、セミロング系」
真っ直ぐにハイライトが入るので、とてもキレイです。
これこそ、ハイライトの真骨頂なのかも。
反対に、パーマヘアとくにショートの場合はあまりきれいに見えない。
わたしはパーマをかけた髪に、白髪ぼかしハイライトを入れてみたのですが、あまり綺麗じゃなかったのです。
その時の写真がこちら
この写真は美容室から帰ってきてすぐに撮ったので、プロの手によるブロー技術で多少きれいに見えるかもしれません。
でもなんかグチャグチャしているというか、ハッキリ言ってハイライトの良さが全然出ていないと思います。
パーマとハイライトは一緒にはできないので、パーマをかけたのは、ハイライトを入れる1ヶ月前。
パーマをかける前のハイライトヘアはこんな感じでした。
ちょっと写真がボケてますが、髪がストレートなのでハイライトがきれいに見えます。
ショートカットのため1ヶ月から1ヶ月半の間に美容室に行かなくてはならなくて、カットをするつもりが、パーマを勧められてかけてしまったんです。
このパーマ自体もちょっと失敗でして、うまく伸ばせない。
結局ヘアアイロンでせっせと伸ばしていたので、一体なんのためのパーマだったのやら・・・。
そうして、その翌月パーマが残った髪にハイライトを入れたら、なんかきれいじゃない。
と後悔しても遅い。
また、この時の施術は、白髪はそのままにしてハイライトを入れただけ。
最後にもう一回全体をおしゃれ染めで染めるのをやらなかったのですが、そうしたらなんか汚い感じになってしまって・・・。
白髪がそのままなので、コントラストが強すぎるんです。
コントラストが強すぎるので、白髪も目立ってしまい、鏡をみると
「あぁ、白髪目立つなぁ・・・」とどんより。
全くハイライト入れた意味ないし。笑
美容師さんにもハイライトの失敗を指摘された
その後、別の美容室に行ったときのこと。
ベテラン年齢の男性美容師さんにカットをしてもらったのですが、
とわたし自身、気になっていたことをド直球で指摘されました。笑
こういう率直な意見(しかもプロの)って、参考になるのでとっても嬉しいです。
なんでも褒める人ってあまり信用できないというか・・・。笑
というと、大笑いされ
と。
やっぱりかー。笑
美容師さんはさらに、
「頭の形も良いからパーマ全然必要ないと思うんだけどなぁ」
というお言葉もプラスしてくださいまして、自分の主体性の無さに恥じ入るばかり。。。
そうして、この日に決断しました。
「もう、あの美容室でハイライト入れるのはヤメる!」
結局4回ほどハイライトを入れたけど、すごく気に入ったのは1回だけ。
あとは、かなり残念な結果になってしまっていたのに、お値段と時間はめちゃかかる。
リスキーすぎます。笑
もし、またハイライトを入れたくなったとしたら、まず髪を伸ばしてボブくらいにして、ハイライトが上手いと定評のあるところで、ずっと通い続けるつもりでやります。
・・・となると、やっぱりカキモトアームズさんとかになるのかなぁ。
いや、その前に白髪が増えてないと綺麗じゃないんですけどね。
白髪ハイライト入れるときに注意したいこと
- どんな風にハイライトを入れるかちゃんとイメージできているか?
- 白髪の量はたっぷりあるか?
- 美容師さんはハイライトが得意な人か?
- 髪型とハイライトがマッチしているか。
- 何ヶ月おきにリタッチをするか。
- リタッチまでの間どうやって繋ぐのか。
ハイライトとひとくくりにしても、細く入れたり太く入れたり、色のトーンなどで差があります。
ハイライトを入れたあとに、ワンカラー乗せるのと、そのままでは全く雰囲気が変わります。
自分がどんなカラーにしたいのか、実際にやっている人の画像を持っていくのが1番いいかも。
美容師さんがハイライトが得意かどうかはかなり重要です!
カットやカラーが得意でも、ハイライトはイマイチっていう場合もありますので。
パーマのかかったショートカットにハイライトは、せっかくのハイライトが生きてこなかったです。
やはり、ストレートがきれいだと思いました。
白髪ハイライトは、普通のカラーより次への間は空けることができると言われています。
が、髪は伸びてくるしそこが白髪だとやっぱりとても気になります。
3ヶ月とか間を開けるなら、その間どうやってケアするか?がけっこう肝心なところです。
美容室では、白髪用のコンシーラーをすすめるところが多いようです。
洗うとすぐ落とせる、1日だけ色をつけるタイプですね。
でもわたしは、白髪用のコンシーラーは、髪が固まるのであまり好きじゃ無いので、カラートリートメントで根本だけ染めていました。
白髪ハイライトをやめた後は?
白髪ハイライトをやめる直前はこんな状態でした。
白髪も消したいし、髪のパサパサもなんとかしたい。
となれば、やっぱりカラートリートメントしかありません!
ハイライトを入れて、白髪を以前ほどネガティブに思わなくなったところもあって、
完全に濃い色じゃなく、明るめの透明感のある色で染めています。
赤みの出ないカラートリートメントが好みなので、
ハーバニエンスヘアカラートリートメントのべージュブラウンを使っています。
自然な明るめカラーで、とにかく髪がツヤツヤになります。
ハーバニエンスのベージュブラウンを毛束で染めたらこんな感じの色。
赤みが強過ぎず黄みも強過ぎないバランスの良い色です。
外出前に白髪を発見したとき、超便利です。
ハイライトの残った上に、ハーバニエンスをかぶせて染めるととても良い感じの色になりました。
\ ハーバニエンスを使った感想はこちらです /
ハイライトとパーマでゴワゴワになった髪も、カラートリートメントを使っているとすぐに回復して、サラツヤに戻りました。
結局はカラートリートメントがわたしには合っているようです。
\髪が傷まない白髪染めなら/
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