白髪を染めないでグレイヘアにする人が芸能人や有名人に増え、一時とてもブームになりました。
しかし、気づくとグレイヘアにしている人って、あまり増えていないように感じませんか?
実は、グレイヘアは似合う人似合わない人がはっきりしていて、「やっぱり無理だわ」と断念する人も多いと言われています。
さてその違いはどこに?
グレイヘアの有名人
グレイヘアの有名人と言ったら、最近ではなんと言っても
近藤サトさん。
草笛光子さん。
このお二方ですよね!
二大グレイヘアの巨頭と言っても良いかもしれません。
近藤サトさんは、震災グッズを詰め込んでいるときに、白髪染めを入れそうになり
「私は何をやっているんだ?」と思われたのがきっかけだとか。
草笛光子さんは、舞台でガン患者を演じる際に、地毛を剃ってしまったことから、
そのまま生えてきた髪を染めずに白髪にしたといいます。
ほかには、岩城滉一さんの奥さんで、モデルの結城アンナさんもかなり早くから白髪を染めずに美しいグレイヘアをキープ。
染めた髪が自分らしくなくて違和感を感じたことが、染めないという選択になったそうです。
中尾ミエさん、池畑慎之介さんのグレイヘアもとても素敵です。
あと、意外なところでは、手塚理美さんもグレイヘアにしていますよね。
私は手塚理美さんが、ベリーショートにしていたのもかなり意外だったのですが。
しかしわたしは正直、手塚さんはグレイヘアにすると老けてみえるように感じるのです(失礼)。
そして、ごく最近グレイヘア姿を公開して話題になっているのは、女優の小雪さんのお姉さんの弥生さん。
海外で外国人のご主人と暮らしていて、現在はグレイヘアです。
ほか、50代の人気スタイリストの地曳いく子さんも、グレイヘアを目指していらっしゃいます。
(その後再び染めてました!電車で席を譲られるようになったのもヤメた理由のひとつだとか)
こうして見ると、グレイヘアの有名人が増えていますが、私はグレイヘアと言ったら
「デザイナーの島田順子さん」
を真っ先にイメージします!
バブル期を過ごした世代です。
ボディコンシャスが大全盛期の頃、49AVの洋服は憧れでした。
(当時買えたのは、part2のほうだった・・・)
無造作にまとめられたグレイヘアも、島田順子さんがするとなんともスタイリッシュ。
島田順子さんが、黒髪のところってもはや想像できないですよね。
グレイヘア似合う人
上記の有名人の方はいずれもグレイヘアがお似合いです。
(正直いうと手塚さんは、以前の髪色の方が似合っているようにも思うのですが)
グレイヘアが似合う人の条件を調べて見ると
- 美しい人
- おしゃれ
- 色白の人(とくにブルーベースの方は似合いやすいそう)
この3つは、間違いなく似合う人になるそうです。
そりゃそうですよねー(笑)
例えば近藤サトさんに至っては、放送作家の山田美保子さんが
「近藤サトだったら丸坊主にしても似合う」と言っていました。
(言葉のニュアンスは忘れてしまいましたが)
たしかに、グレイヘア特集の雑誌を見ていると
うわっ、白髪ステキー!
って思う方は、皆さんお綺麗。
と言って、手塚さんが違うという意味じゃありませんよ。
手塚さんもとてもお綺麗なかたです。
顔の造作じゃなく、華やかな雰囲気の方は間違いなくグレイヘアが似合っています。
また、毛量がたっぷりあることもグレイヘアが似合う必須条件です。
毛量が少なくてグレイヘアにすると、地肌が透けてみえますから。(うちの母がこれです)
わたしは母と体質や髪質も似ているので、つねに育毛剤は使っています。
今使っている育毛剤は、かれこれ5年ちょっと使い続けてます。
独自の確固たる世界観を持って居るかたは、グレイヘアがとても似合います。
どこかのシニア外人モデルさん。 とってもグレイヘアがお似合い。
いや、似合うというよりもうその人そのものになっているんですよね。
グレイヘアが似合うようにするコツ
華やかに見せるコツは割と簡単で
- ポイントメイクをしっかりと
- 薄づきのファンデでツヤ感を出す
- 華やかな色の洋服や小物を身につける
- メイクをしていない時は、メガネやサングラスをつける
グレイヘアになると、それまで似合わなかった色が似合うようになると感じる人が多いようです
メイクは全体を濃くしちゃうと、老けてしまうし怖い人になってしまうので、
眉をしっかり書いて、マスカラを付けて、あとは薄くて良いと思います。
そして口紅は絶対に赤系ですよね♪
赤と言ってもいろんな赤があるし、グロス系でもリップでも赤系ならどれでも合います。
反対にダメなのが、ベージュ系ですね^^;
ベージュ系のリップカラーは、グレイヘアうんぬんの前に、大人世代は血色が悪く見えていけません(笑)
グレイヘアがきれいに見える年齢
グレイヘアがきれいに見えるのには、白髪の割合が重要なのだとか。
つまり、髪全体の中で白髪が占める割合が高ければ高いほどきれいに見える。
最低でも白髪が全体の6割〜7割を超えると、キレイなグレイヘアに見える。
これは個人差がかなりあって一概には言えないところです。
私は現在50代半ばをすぎたところですが、白髪の量は全体の3割程度で、美容師さんにも
「白髪少ないですねぇ」と言われます。
友人の一人は40代半で白髪の割合が7割くらいだと言います。
(あくまで本人の意見)
でも美容師さんの意見によると、白髪の分量が7割くらいを超えるのは、多くの場合60代後半から70代だと言います。
つまり、それからでもグレイヘアを目指すのは遅くない、とのことです。
グレイヘア似合わない人
- ノーメイク
- ファッションに気を使わない人
- 髪がパサパサな人
これは、グレイヘアというより白髪のおばあさんになってしまいます。
ナチュラル系の方に、意思をもってノーメイクの方もいらっしゃいますが、どうしても実年齢より老け込んで見えてしまうんですよね・・・。
いや、それが好きならそれで良いんですけどね。もったいないなぁと思ってしまうこともしばしば。
グレイヘアへの移行期が大変
草笛光子さんのように、ある日髪の毛を全部剃っちゃって、そこから染めずにグレイヘアに。
こんな流れができたら最高ですよね〜。
でも、実際はそれまで染めてきていた髪を白髪にもどすことが必要になるわけです。
「切る」「ブリーチで色を抜く」
などが多いです。
この時、しっかり相談に乗ってくれる美容師さんが居ると、スムーズに移行していけます。
ところが、美容師さんの多くは白髪を染めないことに対してネガティブです。
最近は、白髪を生かすハイライトも流行ってきているし、グレイヘアが得意という美容室も増えてきています。
ちなみに私は、ハイライトを入れて大失敗をしてしまいました。
実際にやってみると、白髪ぼかしハイライトはハイレベルな美容師さんじゃないと失敗することが多く、料金もかなりかかり、髪のダメージも相当なものでした。
白髪ぼかしハイライトのデメリットについてはこちらにまとめてみました>>>
セルフで、グレイヘアに移行する際には、カラートリートメントやヘアマニキュアなど、永久に染まらない白髪染めで、髪が伸びるを待つひとも多いです。
カラートリートメントやヘアマニキュアは染めるのをやめたら、1週間ほどで地毛になりますから、好きなように染めることができます。
これがヘナだと、一度染めたら色が抜けるまで相当かかるので、ヘナを使っているひとはよりハードルが高めです。
私はカラートリートメントに出会って世界が変わりました。
白髪を自分で好きなときに染めれて、なおかつ髪がサラツヤになる♪
染まりが良くて、おしゃれカラーが揃っているルプルプエッセンスが気に入ってます
グレイヘアが流行った理由と背景?
ところで、グレイヘアって急になんで流行ったんだろ。
と思いませんか?
これにはちゃんとした仕掛け人がいました!
それは、編集者・依田邦代さん
グレイヘア関連の書籍をたくさん出版している主婦の友社で、グレイヘアシリーズをすべて手がけた方です。
以前は、白髪の美しい女性と言ったら、外国人の方がほとんどだったのですが、
結城アンナさんや、草笛光子さん、そして近藤サトさんがグレイヘアにしたところに目をつけた
依田邦代さんが、どんどん書籍を発売。
一般の方が、白髪を染めずにグレイヘアにしていく様子のブログなども人気になり、書籍もだされました。
白髪染めのストレスや、強い薬剤でのアレルギーに悩む女性が、これはいいかも!
と話題になりました。
現在は依田邦代さんご本人もグレイヘアにされています。
ファッションや色の流行って、自然発生的なものでは無く、しっかりと仕掛けがあるんですよね。
グレイヘアの流行は落ち着いてきた?
一時期は流行語大賞にもノミネートされたグレイヘアです。
街を歩いていると、グレイヘア途中なのかな?
根元に白髪がかなりの量生えてきている女性をたくさん見かけたのは、数年前までのことです。
最近は、グレイヘアに特化した本や、雑誌で特集が組まれているのを以前ほどは見かけなくなり、白髪をそのままにしている人も少し減ってきたように感じます。
美容師さんに「グレイヘアって落ち着いてきたのかな?」と尋ねると
「あ、そうかもしれません。2年前から去年くらいまではグレイヘアにしたいってお客様も多かったのですが、いつのまにかみなさん言わなくなりましたね」
とのこと。
やっぱり難易度の高さを感じてしまうからでしょうか?
また今は、グレイヘアよりハードルが低い、
髪にたっぷりとハイライトを入れて白髪と黒髪をなじませる方法が流行ってきたのもあるかもしれません。
美容のプロもグレイヘアはおすすめしない
雑誌を読んでいたら、ヘア&メイクアップアーティストの草分け的存在だった藤原美智子さんがグレイヘアについてコメントされていました。
(藤原さんは、22年に現役を引退されています)
藤原さんいわく
「白髪を染めないグレイヘアも流行っているけどあまりおすすめしない」
その理由として、
グレイヘアで成功する人は
「テクニック」「センス」「見た目の美しさ」に自信がある人だけ!
「一般人がそれをまねて、まだら白髪を放置すると老けてみえます!」
とスッパリ。
確かにその通りだなぁと思いました・・・。
グレイヘア諦めた私の理由
私はもともとズボラで、白髪をマメに染めに行くのも実はとてもめんどくさいという性格です^^;
また、敏感肌のために、シャンプーやトリートメントも厳選して使っていたので、白髪のためとはいえ強い薬剤をつかうのにはちょっと抵抗がありました。
そんなある日、結城アンナさんが美しいグレイヘアで雑誌に登場しているのを見て、こんな風に染めずにいれたら良いなぁ。とうっとり。
かなり憧れました(笑)
しかし、グレイヘア白髪染めないことについて調べていると、白髪染めをする以上に気を使わないと、かえって汚らしく見えたり老けて見えることもわかってきたのです。
こまめにカットをして、きちんとメイクをして、髪にツヤが出るように手入れをしっかりとして、ボボリュームもキープする。
さらに、白髪のままだと黄ばんでくる髪質の場合には、カラーシャンプーを使ったり・・・。
ただ染めないでいるだけではないのですよね。
甘かったわ〜。
しかも、私は白髪を少し染めずに様子を見てみると、白髪でものすごーく老けてみえる顔だと気づきました^^;
なんか鏡を見るだけで、滅入るような・・・(笑)
さらに困ったことに、現段階ではグレイヘアがステキに見えるほどの白髪量がない。。。
これじゃ、グレイヘアなんて目指せません。
グレイヘアは現段階では諦めて、上手に白髪と付き合っていく道を選びました。
白髪ぼかしハイライトも挑戦したけど、ハイライトじゃなくごそっとメッシュのようになったり、髪がパサパサのダメージヘアになったり。
結局やっぱりわたしには、カラートリートメントが1番あっているなぁと感じます。
最近のカラートリートメントの進化はすごいことも、カラートリートメントに戻った理由のひとつです。
カラートリートメントは白髪が染まるだけじゃなく、髪がサラツヤになるのです。
美容室の白髪染めで髪がパサパサになるのが嫌だったわたしには、カラートリートメントが救いです。笑
とくに気に入っているのは・・・
「ルプルプエッセンスカラー」
- カラバリが豊富でトレンドカラーも意識されている
- お値段も手頃
- たった3分で染まる(濡れた髪の方が染まりやすい)
- 初回は安く購入できる(公式サイトのみ)
- 美容室カラーのつなぎに使うと、毛染め回数を減らせる
- 髪が傷まず、ツヤもでる
わたしが使った感想はこちら
\おしゃれなアッシュカラーで染めています /
LPLP(ルプルプ)エッセンスカラートリートメントの公式サイトはこちら
まとめ
- グレイヘアは誰にでも似合うものではない
- グレイヘアが似合うためには、努力も必要
- 白髪量が全体の6、7割を超えるとグレイヘアが綺麗。
- 移行期の過ごし方はそれぞれ
- グレイヘアの流行には仕掛け人が居た
いまはまだ白髪が少ないので保留してますが、60代になったらグレイヘアも良いかな〜と思っています♪
そのためには毛量がたっぷりの方がいいと思うので、日々頭皮ケアを実践してます。